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2024年4月20日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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「飛躍的進歩」はある日突然に!

大人が算数をやってみると・・

「スペースわん」には、大人の生徒さんもおられます。

「大人は何をするの?」と聞かれることがありますが、

子どもたちと同じプリントをやり、基本は算数から。

小1の横式たし算から始められる方が多く、

「+1」から順番にされる方も少なくありません。

「大人」といってもさまざまです。

まずお母さんが「らくだメソッド」の考え方に興味を持たれてやり始められ、

そのうち、

子どもさんやお父さんも始められたご家族もいらっしゃいましたし、

「勉強ぎらいのこの子が、なぜこのプリントならやるのだろう?」

と思ってやり始められたお母さんもおられました。

何年も引きこもっていた方や、

病気や障害を抱えた方もおられました。

今は、通信教育の形で、

中学生と高校生の子どもさんのお母さんと、

社会人の方のお二人がプリントをされています。

そのうちのお一人、社会人のYさんは、

算数・数学を中3の途中まで、国語は全部、

そして、今は英語のみやっておられるのですが、

もうすぐプリントが終わります。

20代後半からやり始めて4年ちょっと。

英語のプリントを最後までやったらとりあえず休会、

ということなので、それをお母さんにお伝えしたら、

こんなメッセージをいただきました!

 

この4年間、Yもいろいろありましたが、

再就職してからも、毎日コツコツとプリントに向かう姿を見ながら、

心から「よく頑張ってきたなあ」と感心する思いです。

仕事から帰って疲れていても、

朝仕事に行く前の時間が少ししかない時でも、

私の方が「今日はもうプリントしなくて良いよ」と言っても、

「15分だけやってしまうから」と、

生活の中に組み込んで、

その時間は集中してプリントをしていました。

以前のYでは想像できない姿を見ることができて、

本当にうれしいです。

親の言う事は聞かないYが、最後までやり通す事ができました!

きっとその事が、

これからも、大きな自信につながると思いますし、

何より、

毎日の生活の中での、

自分をコントロールする力がついたように感じます。

(略)

勉強を続けていくって、ほんとにすごいんですね〜💖

脳の使い方が変わると、人っていろんな影響を受けるんですね〜。

変化は、突然やってくる!

Yさんも、

最初から毎日コツコツできていたわけではありません。

2018〜19年頃の記録表を見ると、

やっていない日がかなりあります。

お試しのプリントでは、

横式のたし算は時間もミスもクリア、

たし算の筆算でミスが4個以上あったので、

たし算・引き算の筆算から始めました。

引き算筆算あたりをやっている頃、

プリントがなかなかやれず、

その理由を聞くと、

「難しくてやれない」

という答えが返ってきたので、

横式たし算の繰り上がりが多いプリントに戻ったりしました。

お母さんに声かけをお願いした時期もあります。

それが、ある時から、

毎日、しかも、1日に2枚3枚やるようになりました。

きっかけは、

「新型コロナの影響で、仕事がお休みになったこと」

のようでした。

2020年2月ごろから、

プリントをやった日数が増え始め、

4月はほぼ毎日、しかも2〜3枚ずつ。

6〜7月は、やっていない日は0で、

1日3枚やっている日がほとんどです。

しかも、やっている内容は、

小5〜6の分数の難しいところで、

このプリントでは、小学校のプリントの最大の山場です。

毎日やったことで、

あっという間にどんどん難しい所まで進んだわけですね。

その、計算量も多く時間のかかる難しいプリントを、

1日3枚やったりしているのです。

さらに、

このころ国語のプリントも始めたので、

私が

「1日の枚数は少なくてもいいですよ」

と伝えたぐらいです。

私や周りが「やれ」と言ったわけでもなく

(言わなかったからこそ?)、

本人さん自身が自分の意志で「やろう」と思えば、

びっくりするぐらい変わるのですね。

この「突然のびっくりするぐらいの変化」は、

いつ起こるかわかりません。

どんなタイミングで、

何がきっかけになるか本人にも周りにもわからないけれど、

誰にでも起こり得ることで、

今まで多くの生徒さんたちの「突然の変化」を見てきました。

小4から学校に行かなくなった中学生が、

小5の時一旦入会したけれどプリントはほとんどできず、

1ヶ月で休会。

その後、中1の終わりにプリントを再開し、

小1の横式たし算から始め、

ほぼ毎日プリントをやり続けたら、

1年も経たずに小6のプリントの終わりまで進み、

中学のプリントも自分で必要なところを選んでやり、

問題集も自分でやって、定期テストを受けたら、

数学は86点を取った、という例もあります。

クォンタムリープ

クォンタムリープ(quantum leap)という言葉があります。

直訳すると「量子的飛躍」。

ソニーの社長を務められた、

故出井伸之さんが立ち上げた会社が「クオンタムリープ株式会社」で、

「Japan Business Headline」(https://japan-business-headline.com/interview- ja/qxl/)

には、次のように書かれています (一部編集しています)。

 

「クオンタムリープ」とは

量子力学の世界の言葉で“非連続の飛躍”を意味します。

事業や技術の成長というのは、

右肩上がりの直線のように連続的に伸びていくわけではなく、

突然、飛躍的にジャンプすることがあり、

スポーツの場合でも、

練習を重ねていると、突然上手くなる瞬間がある。

物事が一瞬のうちに一気に変化することがあるのです。

 

わかりやすく言うと、

「飛躍的進歩」「大躍進」と言えばいいでしょうか。

「らくだメソッド」でも、

2006年から2008年にかけて、

「QL クォンタムリープ」という月刊誌を発行しています。

(ご覧になりたい方は永田まで)

「クォンタムリープ」は、

やってみないと、そしてやり続けないと、起こりません。

一旦辞めても、

またやり始めれば起こり得ます。

ただ、起こるタイミングは人それぞれ。

「やらない・やれない」状態の時は

まだそのタイミングではないので、

無理にやらせるよりも、見守り寄り添い、

一旦休会しても、

タイミングが来た時にやり始めやすいようにすることが大事だと思います。

たかが計算、ですが、

計算を通して「飛躍的進歩」が起き、

前述のYさんのように、

自信や「自分をコントロールする力」など、

計算力以外の力が、いつの間にかついてきます。

子どもだけでなく大人も学ばれる理由の一つが、

これなのかもしれません。