新着ブログ

新しい情報はこちら!

2024年4月20日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

http://blog.canpan.info/kikurinferin/

「教室の風景」は、

こちらから!

年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
>> 続きを読む

スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


通信のテーマを知りたい場合や、

これ以前の通信を読みたい場合は、

こちら

まずはお問い合わせ下さい

TEL 0721-54-3301

 

学習についてのご相談や、

子育てに関する悩みや不安など、

お気軽にお電話下さい。

 

無料体験いつでもOK!

事前にお電話下さい。 

気持ちの表現・変化の実感

「むずかしい」と言えること 「うれしい」と思えること

ここしばらく

「続ける」をテーマに通信の原稿を書いてきましたが、

今回は、

続けてきた生徒さんの具体的な変化と、生の声をご紹介します。 

通信第55号で、

「一桁同士の足し算をしんどいと感じて休会した中学生が、

 順番に数字を書くプリントからやりたいといって再開した例もあります」

と書いた生徒さんの、その後です。

「続けてきた」といっても、

一旦お休みしたり、

プリントがやれない日々があったり、

といった「続かない」経験をした上での「今、続けている」状態です。

そういう経験も大事ですね(^_^)

1から130まで順番に書くプリントを納得いくまでやった後、

「+1」のプリントはスッとクリアするのですが、

「+2」になると、「少し難しい」とのこと。

なので、

先に進むことよりも、

本人が納得するまでやること、本人のペースを大事にすることを、

休会前以上に大事にしてみました。

プリントには、その時々感じたことが書かれています。

例えば「+1」から「+2」へと移行するプリントには、

(少しむずかしかったです。だけど、最後までとけました)

とあり、

次の「+2」ばかりのプリントは、

ミスはなかったけれど時間オーバーで、

「むずかしかった」と素直に言えることは大事ですし、

気持ちを顔文字で表現しているのもいいですね(*^_^*)

その後「+1」ばかりの一番最初のプリントにもどった時は、

余裕のクリアで、

その次のプリントも、

ミス0で時間もクリアしているのですが、

と振り返り、

次の「+1」ばかり84問のプリントがクリアした時には、

「うれしー」「早い〜💕」「イェーイ!!!」と、

「!」マーク連発で、喜びを表現!

このように、

「難しい」と言いながらも、

もどったり、どう間違えたか・間違えかけたかを振り返ったりしてやり続けることが、

クリアした時の喜びにつながります。

学校の宿題のワークを、提出するためにただ「こなす」よりもずっと、

着実に本人の力になるのではないでしょうか。

自分の変化を実感する!

次の「+1」から「+2」へと移行するプリントを再度やった時には、

ミス0で時間もクリアしていますが、

思ったことをプリントの裏にまでしっかり書いてくれました。

(なんか少しむずかしかったです。

 +2になったので「7+2」とか「9+2」とか、むずかしかったです。うら⤵︎)

(ムズかしいというか、数えなおさないと出来ないです。

 「4+2」とか「2+3」とかは、そのまま数えないで出来るんですけど

 「7+2」とかは、考えても出てこなかったです💦 

 7と、2と8とかが、なんかむずかしいです。

 ややこしいかんじです) 

そして、次の日、同じプリントをやった時には、

(今日は「7+2」「9+2」「5+2」 が、少しだけ考えずにとけました😀 

 ものすごくうれしいです!!💕)

その数日後、また同じプリントには、

「前よりやる気がなかったので、時間は少しのびました。

 さいしょは出来た問題があったけど、

 さいごの方は、考えないと出来なくなりました」と書きつつも、

と書かれています。

次の、難しかった「+2」ばかりのプリントを再びやった時は、

時間はオーバーしたけれどもミスが0だったからか「イェーイ(?)」と書かれ、

翌日は、時間は縮まっているのですが、

「さいごらへんは、数えて計算しないと、できませんでした」と書かれていました。

その3日後、このプリントがクリア!

この3枚のプリントの変化が次の写真です。

クリアした3枚目のプリントには、

(すらすらと出来た。暗算でいけた。だけどもう一度プリント同じの明日する) 

と書いた後に、

そして、翌日もクリアし

「今日はまわりがざわざわしていたので、少し気がチラチラしてました。

 でも、暗算で出来ました」

その2日後は、ミスもなく時間も縮まり、

次の「+2」ばかり90問のプリントにも、

「すべて暗算で出来ました」とあります。

その後、出来ない日が続いた後は、

(最初からは暗算で出来ませんでした。だけど、たのしかったです)

さらに、しばらく出来なかった後には、

(けっこう鈍っていたので1日1行はしたいと思いました)

「できなかった」からこそ、

また、同じプリントを時間を計って繰り返すからこそ、

「計算力が鈍った」と実感でき、

自発的に「1日1行はしたい」と思えるのでしょう。 

また、

クリアして先に進むことだけをよしとしていたら、

すらすらと暗算でできクリアしたプリントに、

「もう一度同じプリントを明日する」とは書かないはずです。

じっくりていねいにプリントに向き合い、

何ができて何ができていないのかを分析しつつ、

感じたことを書き、感情も表現する。

これは、「学年の枠」にとらわれ、

その子自身に必要な練習の時間や回数を十分に取れない状況では、

なかなかできません。   

学年関係なく、納得いくまでやって、

自分の変化を実感できる体験を積み重ねていくことが、

自信につながるのだと思います