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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

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「カムカムエヴリバディ」と「らくだ」

日常に組み込むことで続く

前号で「続ける」について書きながら、

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」との共通点を感じ、

メモしておりました。

最終回を見終わって、改めて、

「続けることで人生は変わる!」と思いました。

 

ヒロインひなたは、

3ヶ月で英会話がペラペラになれると信じて

英会話スクールに通いますが、

3ヶ月経ってもほとんどしゃべれません。

 

一方、母のるいは、外国人のお客さんに英語で接客。

母の英語の上手さに驚くひなた。

るいは、ラジオの英会話を毎日聞くのが日常でした。

ひなたが小さい時に聞き始め、そのうちやらなくなったのを、

るいは、

その後も引き続き17年間聴き続けていたのです。

 

つまり、何かを身につける際、

「どこかに習いに行く」「教えてもらう」よりも、

「日常の中に組み込む」ことの方が大事、

ということではないでしょうか。

 

映画村の大部屋俳優虚無蔵(きょむぞう)さんが

「日々鍛錬(たんれん)せよ」と言いましたが、

それは、

ただ単に「頑張って勉強せよ」ということではなく、

「日々やり続けよ」ということだと思います。

「目的」のためにやらない

ひなたの弟桃太郎は、

高校野球でレギュラーを獲得すべく、日々鍛錬していました。

 しかし、

憧れの「さよちゃん」に振られたとたん、やらなくなります。

桃太郎は、

「さよちゃんに認められたい」

という「目的」のために頑張っていたからで、

その目的がなくなれば、やらなくなるわけです。

 

「目的」を持って頑張ると、

何らかの理由でその「目的」がなくなった時、

一気に やる気が失せてやらなくなる、

ということがよくあります。

 

虚無蔵さんは、

「鍛錬し培(つちか)い身 につけたものは、一生の宝となる」

と五十嵐文四郎に言いました。

「いつ来るかもわからぬ機会に備えて」の鍛錬です。

文四郎は、

目的は達成できなかったけれど、

日々の鍛錬が活きて、違う形で花開きました。

 

「目的は持たず、日々ただ淡々とやる」ことで、

目的の有無や他の要因に振り回されずにやり続けることができ、

結果的に力をつけることができるのだと思います。

「目標」を決めない

小見出しを見て

「『目標』は決めた方がいいのでは?」

と思われたかもしれません。

 「目標を決める」と、

前号の「最低ラインを決める」との違いを考えてみますね。 

 

元旦に「今年の目標」を決めたのに三日坊主で終わり、

「今年もできなかった💦」 という思いになってしまった、

ということはありませんか?

「目標を決める」と、

達成できたかできなかったかに意識がいき、

それに振り回されたり、

できなかったらイヤになったりする可能性があります。

その目標に達したらプラスの評価、

達しなかったらマイナスの評価になるからです。

だから、続かない💦

 

一方、

「最低ラインを決める」だと、

「最低ライン」を越えさえすれば全てプラスの評価になり、

一喜一憂することがない。

 

また、前号に書いたように、

「最低ライン」さえできなさそうな時は

「『今日はしない』と決める」のであれば、

できなくても、

「『しない』と決めたことを実行した」のであって、

これもプラスの評価です。

 

すると、

「できなかった」というマイナスの思いをズルズルと引きずることなく、

「昨日はやらなかったけど、今日はやる」

というふうに切り替えやすくなります。

 

このように、

「目標」を決めるより「最低ライン」を決めた方が、

長い目で見ると、物事は続くように思います。

 

ラジオ英会話の平川は、こう言います。

「みなさんは、

 小さい赤ちゃんが、だんだん少しずつ話ができるようになる様子を、

 よく注意してご覧になったことがおありでしょうか?

 別に無理するわけでもなければ、

 特に努力・勉強するわけでもありません。

 早く言葉を習って一つ商売でもしようか、

 なんていう赤ちゃんはありませんから、

 そこは悠長なものです。(略)

 ここは一つ、 恥を忍んで、

 赤ちゃんにその秘訣を聞いてみましょう。

 それは何にも難しいことではありません。

 ただ、すべてを、

 急がずに無理をしないで、自然に覚えられるだけ、

 一日一日と新しいことを覚えていけば・・」

 

赤ちゃんは、

目的や目標を決めて頑張りません。

目的や目標とは関係なく、

日々少しずつ、急がず無理せずやり続けた結果、

自然に身につけていくのです。

最低ラインを決めて宣言する

通信第56号に、

「ノルディックウォーキングは最低週2日、できれば3日」

と決めたように書きましたが、

ここには少しだけ「ウソ」がありました。

すみません🙏🙇‍♀️

 

実は、この原稿を書いた時は、

まだ「最低週2日」と決めてなかったのです。

「夏は早朝毎朝行ってたし、

 でも冬は寒くて行けてないし、

 その代わり買い物にノルディックで行ったりするし、

 出かけることが多い週はあまり行けないし、

 その時々でバラバラだなあ」

と思い、

でもそんなことをいちいち書くとややこしいし、

字数オーバーするし・・・。

 

この時、

「今、週どれくらいのペースでノルディックウォーキングしているか」

を振り返ると週2回か3回ぐらいだったので、

原稿を書いている途中に、

「最低週2日、できれば3日」と「決めた」のです。

すると、

いきなりこの「最低ラインを決めた」ことの効果が!!

1日しかノルディックウォーキングしていなかった週、

「最低週2日なら、今日は行かないと!」

と思って、

ノルディックウォーキングできました!(=プラスの評価👏)

「最低週2日」を意識しなかったら、

 行かなかったかもしれません。

 

このように、

決めたことを「宣言する」ことでできるようになる、

ということもあるので、

人に言うことは大事ですね。

「ミスの声を聴け!」

運動もそうですが、

「らくだ」のプリントも、

「急がずに、無理をしないで、自然に」やり続けることで、

力がついていきます。

「目的・目標」よりも「最低ライン」を決めて、

日常に組み込んでみてください。

 

そして、

「カムカムエヴリバディ」では、

あんこが美味しくなるおまじないが出てきました。

「あずきの声を聴け。何をしてほしいか、あずきが教えてくれる」そうです。

「らくだ」で力がつくおまじないは、

「ミスの声を聴け!」です。

何をしたら力がつくか、ミスが教えてくれます(^_^)v

自分がどんなミスをしているのか、

よ〜く見てくださいね〜。