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2024年4月20日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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受験勉強の秘訣と、人間の心理と

「らくだ」を受験に活かす!

「休校」という異例の事態で中3を迎えた受験生たちですが、

みんな無事志望校に合格しました〜🎉👏

前号で書いたように、

「自分が何ができていないか」という現実に向き合い、

基礎基本をおろそかにせず、

きちんと段階を踏んで、

その時の自分に合った問題を解いて、

自分で答え合わせをし、自分で間違い直しをする、

ということを習慣化した結果です!

プリントでこのやり方に慣れると、

受験に向けての過去問をやる際にも役立ちます。

過去問を自分で解いてみて、自分で答え合わせをし、

間違いやすい問題を

「らくだ」のプリントを使って繰り返し練習する。

わからない問題を、できるだけ自分で考えた上で、

どうしてもわからなかったら私に質問する。

そんなふうにして、受験を通して実力をつけてきました!

合格後も、

今までどおり「らくだ」のプリントに取り組んだり、

すでに高校から出された課題に取り組んだり、

自主的に中学の復習をしたり、

新しい教科書を読んだり、

生徒さんたちは、

今までと変わらずたんたんと学び続けています。

合格はゴールではなく、日常の学びの一つの過程、

あくまでも通過点なのですから。

クリアできないプリントを繰り返しやっていたら、

ある時突然クリアした!

そんなことの積み重ねの延長線上に合格があり、

いつのまにか習慣になっている勉強の仕方が、

受験勉強にも活かされた結果なのです。

「弱点スクラップノート」

昨年から、

「ひらめき王子」松丸亮吾さんのナゾ解きの本を数冊購入しました。

休校になったこともあり、

時間ができたのなら、

うちに来て本を読んでもらうのもいいかと思い、

絵本などを買った時に目についたので。

なぞなぞの本は、好きな子が多いので、

すでに何冊か買っていたのですが、

より難しいのにチャレンジしたい子もいるかもしれないと、

「東大ナゾトレ」など、いろいろ取りそろえることにしたのです。

ある時、その松丸さんが、

テレビで自分の勉強法について話しておられました。

お母さんが、中学受験に向けて、

間違えた問題だけを集めた

「弱点スクラップノート」を作ってくれたというお話でした。

やはり大事なのは、

「間違えた問題」を自分で解き直すことなんですね!

こういうノートをお母さんが作らなくても、

日常的に自分で

「間違えた問題はできるまで解き直す」ということをすれば、

確実に力がついていきます。

それは何も、

中学受験のような難しい問題でなくてもかまいません。

「ゆっくりやったらできるけどスラスラできない」

「ついうっかりミスをしてしまう」という問題でいいのです。

それを、間違えたら答えを見ずに自分でやり直す、

ということを、

スラスラできてミスが減るまで繰り返せば、

算数・数学の勉強が、それまでよりも楽になります。

「スペースわん」ではそれが日常。

受験も日常の勉強も同じですね!

ドラマの第1話がわからないと・・

松丸さんは、

算数・数学が苦手な子へのアドバイスとして、

ドラマを引き合いに出して次のような話をされていました。

 

ドラマは、

最初の話がわからないと、あとあとついていけなくなる。

算数・数学は、

たし算引き算かけ算割り算など基本的な計算から始まって、

どんどん応用になっていくので、

自分ができているところに一回さかのぼることが一番大事。

ドラマなら、第1話を見返すように。

すると、

そこから話がわかるようになって面白くなっていく。

 

これも、

中学生であろうが高校生であろうが大人であろうが、

たし算引き算からやり始め、かけ算割り算へと積み重ねていく

「らくだ」のやり方と同じです。

人に言われると やる気がなくなるのは?

以前、

NHKのテレビ番組「チコちゃんに叱られる」の最後のコーナーで、

大学受験生から次のような質問がありました。 

 

「勉強をしなければいけないとわかっているのですが、

 つい、まんがを読んだり、ゲームをしたりしてしまいます。

 勉強しようと思ったときに、

 ちょうど お母さんから『勉強しなさい』と言われ、

 一気にやる気がなくなってしまうのはなぜですか?」 

 

「勉強あるある」ですね(^^; 

この、

「なぜ人に言われるとやる気がなくなるの?」

という質問に対して、

九州大学大学院人間環境学研究院 山口裕幸教授は

次のように答えていました。

 

「人間は基本的に『自分で決めたい』という欲求を持っている。

 人に何かを決められたり命令されたりすると、

 自分で決めたい欲求を否定されたように感じ、

 無意識に反発してしまう。

 これを心理的リアクタンスと言い、

 注意されたことと正反対の行動をとったり、

 相手を攻撃して自分の自由を守ろうとしてしまう」

 

だから、

自分でやろうと思ってるのに人から言われると、

自分で決められなかったタイミングに腹が立つのだと。

この気持ち、すごくわかります!

私も、子どものころ、

朝「起きなさい!」と親に言われると、

「起きるもんか!」と思ってしまったものです(^^; 

そして、

「私は今、自分で起きたのよ。

 言われて起きたのではないのよ」

と言わんばかりに、

タイミングを見計らって、

「起きなさい」と言われてからしばらくして、

次にまた言われる前に、起きるのです(^^; 

このように、

「自分のタイミングで」「自分で決める」は、

人間の心理を考えると、思った以上に大事ですね。

だから、

「スペースわん」では、最初に、 親御さんに

「『勉強しなさい!』『プリントやりなさい!』は言わないでください」

とお願いしています。

勉強をやり始めるタイミングだけでなく、

基礎基本に戻る場合も、

どこに戻るか本人に確認して決めてもらいます。

ただ、気分で決めるのではなく、

あくまでも「めやす時間」や「ミスの数」で客観的に判断した上で。

それが納得材料になるからです。

基礎基本に戻るのも、間違い直しをするのも、

プリントをやり始めるタイミングも、

すべて「本人の納得」が大事!

そのために、

「本人に聞く」「やりとりをする」ことを大事にしているのです。