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2018年10月28日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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「教室の風景」は、

こちらから!

「8と6、分け分けしたら、7と7」〓〜「分け分け」できないものは?〜 (土, 14 7月 2018)
7/8の投稿に続き、ある日の「スペースわん」の出来事。小2の生徒さんが、学校の宿題をやっていました。計算ドリルです。「547ー29=518」と「542ー26=516」を筆算で計算をした後、「答えが2ちがう」と、「518ー516」をパッと計算して言いました。そして、さらに答えの一の位の「8」と「6」に着目し、「分け分けしたら、7と7や」と言うのです!さらにさらに、「15は分け分けでけへん」「14は分け分けできる」と言うので、割り算はまだ習ってないけど、「÷2」や偶数奇数につなが..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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教室の風景 その2  通信第40号(通算160号)

「ここが一番勉強してる」

ある日、

イベントで出会った、中学・高校の講師1年目の方が、

「スペースわん」に見学に来られました。

その日は、小学校低学年、高学年、中学生が7〜8人いて、

「スペースわん通信」第39号「教室の風景」に書いたように、

普段どおり、それぞれがもくもくと自分のやるべきことをやっていました。

私は、時々、

学校の宿題で困っている子にヒントを与えたり、

質問に答えたりしつつ、

基本は、

やったプリントを持ってきたり宿題を決めたりする生徒さんへの対応がほとんど。

人数が普段より多くてちょっとバタバタしておりましたが(^^;)

次々と生徒さんたちが帰って、ちょっと落ち着いた頃、

見学に来られた先生に感想を聞いてみたところ、

「みんなよく勉強しますね」という感想が返ってきました。

私も思わず、「そうですねぇ。よく勉強しますねぇ」と答えていました。

「勉強しなさい」とは言っていないのに(^^) 

この先生は、他にもいくつか塾を見学されたそうなのですが、

その中で、「ここが一番勉強してる」とのこと。

「他の塾はどんな様子ですか?」と聞いてみると、

「生徒たちが勉強している」というよりも、

「先生が教えている」という印象が強かったようです。

「スペースわん」では、生徒さんたちは、

「らくだメソッド」のプリントを、

自分でストップウォッチで時間を計りながらやりますので、

基本、集中してもくもくとやっています。

さらに、答え合わせも間違い直しも自分でしますので、

間違い直しをしながら、

「あっ!」とか「あ゛〜(-.-;)」と、

自分の間違い方で発見をしたり、悔しがったりしています(^^) 

また、学校の宿題やテスト勉強も、

まずは自分でやり、わからなかったら質問する、という形なので、

私が教えている時間よりも、

生徒さん自身が勉強している時間の方がずっと長いのです。

質問する場合も、まず自分で考えてから質問しますので、

ちょっとしたヒントですぐ、

「あっ! わかった!」となり、

その後は、また自分でもくもくとやっています。

だから、この先生は、

「ここが一番勉強してる」と感じられたのでしょう。

「スペースわん通信」第36号に書きましたように、

「教わる時間」よりも、「自分でやる時間と量」が多い方が、

結果的に力がつくのです。

とは言え、いつもいつもシーンとしているわけでもありません。

たまに、にぎやかな時もあります(^^) 

そういう場合、「スペースわん」では、どうするのでしょう?

「怒る」は有効?

時々、生徒さんや体験に来られた方から、

学校や他の塾の先生に「怒られる」という話を聞きます。

例えば、

「静かにしなさい!」「早くしなさい!」と怒られる、

「何でこんなことがわからへんの!」

「何ででけへんの!」「何で忘れたの!」etc.と怒られる・・・。

やかましい場合、基本、

うちでは「静かにしなさい!」という言い方はしませんし、

他の「怒る」ような言い方もしません。 

「早くしなさい!」と言われたところで、

ゆっくりペースの子はできませんし、

「何で忘れたの!」「何でわからないの!」「何でできないの!」と言われても、

忘れ物をしがちな子は、理由なく忘れますし、

わからないものはわからない、できないものはできない・・・(^^;) 

怒ったところで、問題は解決しません。

客観的に見れば、

「その子が大人の思う通りに動かない」ことに対して大人がいらだっている、

というふうに見えます。

怒る先生は、そのことで、

先生が困ってしまっているのだと思います。

困るのは誰?

「スペースわん」で私は、

「『やかましい!』と思った人は、

 遠慮なく『やかましい!』とか『静かにして!』と言ってね」

と言います。

困っている人、「イヤだ」と感じている人は、

その思いをはっきり言っていい場なのです。

でも、だからといって、

そう思ってもなかなか言いにくい場合もありますよね。

そういう場合、私が、

「もしかしたら、あの子は困ってないだろうか? 

 静かにしてほしいのに、そう言えないのではないだろうか?」と思えば、

「○○ちゃん、やかましいと思ったらやかましいって言っていいよ〜」とか、

「プリントを静かにしたい人もいるよ〜」と言ったりして、

しゃべっている人に注意を促すことはあります。

そのように、

問題が他人に及びそうであれば、

その問題に巻き込まれて困っている人がいないか、配慮はします。

ただ、自分がしゃべりながらプリントをやっている場合、

集中してなくて時間オーバーしたり、ミスがいっぱい出たり、

という状態になったら、

それで困るのは誰かというと、その子自身です。

「らくだメソッド」のプリントには、

1枚1枚「目安時間」が設定されています。  

「めやす5分」と書かれていれば、

「5分59秒」まででできれば、

「次に進んでも大丈夫」という「めやす」です。

時間を計るのは、

「早くやるため」というより、

「スラスラできているかどうか」を客観的に知るためですが、

「集中してやる」という意味合いもあります。

集中せずにやって、時間オーバーやミスオーバーだったら、

そのプリントがクリアできず、次に進めないということ。

案の定、しゃべりながらプリントをやっていた子が、

しゃべっていた相手が帰って静かになってから同じプリントをやったら、

時間がぐっと縮まった、なんてことがよくあります(^^;) 

そういう体験そのものが、大事だと考えています。

「困らないように」でも、まわりの人が困るのでもなく、

その子自身がしっかり困ることが大事なのです。

「静かにしなさい!」「早くしなさい!」という言葉よりも、

静かにしないことや早くしないことで本人自身が困ること、

そして「何とかしよう」と思うことが大事。

忘れ物をした子が、お母さんに持ってきてもらおうとしても、

「忘れたのはあなた。だからあなた自身の問題」

ということを伝えます。

それでその子が困った時、自分で工夫するようになったりします。

(生徒さんたちに協力体制が生まれることも。詳しくはブログを) 

忘れないための工夫や、わかる・できるようになるための具体的な提案。

そして、そのことで、自分の変化に気づき、自信を持てるようになること。

「怒る」言葉よりも、

そんな具体的な体験と実感の方が、有効なのではないでしょうか?