新着ブログ

新しい情報はこちら!

2018年8月28日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

http://blog.canpan.info/kikurinferin/

「教室の風景」は、

こちらから!

「8と6、分け分けしたら、7と7」〓〜「分け分け」できないものは?〜 (土, 14 7月 2018)
7/8の投稿に続き、ある日の「スペースわん」の出来事。小2の生徒さんが、学校の宿題をやっていました。計算ドリルです。「547ー29=518」と「542ー26=516」を筆算で計算をした後、「答えが2ちがう」と、「518ー516」をパッと計算して言いました。そして、さらに答えの一の位の「8」と「6」に着目し、「分け分けしたら、7と7や」と言うのです!さらにさらに、「15は分け分けでけへん」「14は分け分けできる」と言うので、割り算はまだ習ってないけど、「÷2」や偶数奇数につなが..
>> 続きを読む

スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


まずはお問い合わせ下さい

TEL&FAX 0721-54-3301

 

学習についてのご相談や、

子育てに関する悩みや不安など、

お気軽にお電話下さい。

 

無料体験いつでもOK!

事前にお電話下さい。 

社会人になって痛感する「積み重ね」の力  通信第17号(通算137号)

「自分でできる」の大切さ

小2で「スペースわん」に入会し、

大学合格後もしばらく通っていたAさんは、今社会人3年目です。

久々にお会いして、社会人になって思うことなど、

いろいろお話を聞くことができました。

職場で痛感していることが、

「自分で考えて行動できるかどうかが、社会人として大事」ということ。

言われたことはするが、それ以上はできない後輩を見ていると、

「自分でできる」「自分はこうする」という意識を持っているかどうか、

「自分から」を意識できるかどうかは大事だと感じているそうです。

1回1回細かいことまで言わなければならず、

「とりあえず自分でやってみて」と言うのだそうですが、

そうしない場合、根底にはどうも、

「ミスすることへの恐怖心や抵抗があるようだ」とAさんは言います。

100%へのこだわりが強く、

常に「100点を取りたい」「合格点を取りたい」

だから「取れる方法を教えて下さい」という姿勢を感じ、

「合格に至るプロセスは人それぞれでしょ」

ということを説明してもなかなかわかってもらえない・・・。

また、「できない」ことにぶつかった時、

「じゃあ、どうしたらいいだろう」と考えるのではなく、

「できないから、しない」につながってしまっているとも。

そんな話をしてくれたAさんは、幼い頃からの自分自身の体験を振り返り、

「小さなことが、大人になった時にこんなに違うんや」ということを、

仕事のやり方などで実感しているそうです。 

自分でできる人は、 小さい時から積み重ねている人

 Aさんは、小学校に入る前、「幼児生活団」に通っていました。

「幼児生活団」は、

「婦人之友」「自由学園」「友の会」の創立者、

羽仁もと子によってはじめられた幼児教育の場で、

「全国友の会幼児生活団」のホームページには、

「小学校に入る前三年間の大切な幼児期に、

 団体生活と家庭生活を通して、子供たちが自らよい生活習慣を身につけ、

 心も身体もひとり立ちの基礎を築いていけるようにと願っています。

 生活団の主な集合日は一週一日です。

 この集合日に、

 子供たちは自分のことは自分で出来るように生活の基礎を身につけます。」

とあります。

ここで、「教えられる」というよりも、

「問いかけによって考えさせられる」という体験をしたそうです。

また、小学校に入ってからは、

「スペースわん」でプリントをすることを通して、

「間違えてもいい、間違えたあとで、じゃあどういうふうにしたらいいかを考える」

という習慣が身についたと言います。

この「幼児生活団」と「スペースわん」の共通点は、

大事にしていることが、「教えてやらせる」のではなく、

「まず自分でやってみて考える」、

つまり、ただ「できるようになる」ではなく、

「自分でできるようになる」という点だと思います。

「自分でできる人は小さい時から積み重ねている人だ」と言うAさんの口からは、

「基礎固め」「基本的なことを身につける」「地味だけどベースになること」が大事だ

といった話がひんぱんに出てきました。

一朝一夕にはできないということですね。 

人生は、ボディーブローのように 効いてくる

 この言葉は、Aさんのお母さんの言葉だそうです。

今振り返ると「子どもは自分とは別人格だ」という認識で接してくれたと言います。

子どもに「これをさせなあかん」と思ってやらせるのではなく、

「いろいろやってみてきっかけを与える」という感じだったそうで、

Aさんは、「お母さんにきっかけをもらったおけいこごとの一つ」として

「スペースわん」をとらえていたようです。

大学合格後にAさんにインタビューした時は、

「そもそも勉強はキライやった」と答えていて、

小学校低学年の頃は、教室でなかなかプリントをしようとしない時もありました。

家でもプリントができない日が続いたりしましたが、

だからといって辞めるのではなく、

「どうしたらできるか」を模索し、

私が毎晩同じ時間に電話するというお手伝いをした時期もありました。

そういう時期を経て、高校入試、大学入試を迎えたAさんに対して、

「大丈夫!」という安心感が私にはありました。

これは、

長年「スペースわん」でプリントに向き合ってきた他の生徒さんたちにも言えることですが、

地味なことをしっかり積み重ねてきた生徒さんたちを見ていると、

テストでも入試でも、自分で何とか乗り越えていけるという安心感があるのです。

それは、合格するということだけでなく、

もし不合格であっても、その事実を糧にしてプラスに転じていくだろうという安心感です。

Aさんは、

「勉強はイヤやったけど、机に向かってプリントをやるのは苦痛じゃなかった。

 プリントは『これをやる』というのがはっきりしているから、

 『とりあえず やる』ことができる」

と話してくれました。

今の自分にとって何が課題であるのか、何をやらないといけないのかを、

時間やミスの数、記録表で「見える化」するので、

「何をすればいいのか」と迷うことなく、

「とりあえずやる」がやりやすいのでしょう。

この「とりあえずやる」を小さい時から積み重ね、

できなくても間違えてもいいからやろうとし続けるという行為そのものが、

後々の彼女の人生に「ボディーブローのように効いてきた」のかもしれません。 

積み重ねは、 はしょることができない

今は、速読を学んでいるというAさん。

同じ本を何度も読むのですが、地味な本だけど、毎回感想が違うそうです。

一方で「何でこんな簡単な本を読まされるのかわからない」と言う人もいるそうですが、

Aさんは、そういう一見簡単で地味なことの積み重ねの力を知っているからこそ、

そのやり方を受け入れ、やってみることで新しい発見ができているのではないかと思います。

「積み重ねははしょることができない」

「自分で勉強する経験をするのが学生時代」と言うAさん。

仕事でも、速読でも、何かを与えてもらうことを受け身で待つのではなく、

自分から新しい発見をしたり道を切り開いたりしているように私には見えます。

お母さんも「スペースわん」でプリントを体験。

積み重ねを始める年齢に制限はありません。

以前インタビューしたAさんとAさんのお母さんの声を、

ホームページの「みんなの声」に載せていますのでぜひご覧下さい。