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2018年7月8日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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「教室の風景」は、

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「8と6、分け分けしたら、7と7」〓〜「分け分け」できないものは?〜 (土, 14 7月 2018)
7/8の投稿に続き、ある日の「スペースわん」の出来事。小2の生徒さんが、学校の宿題をやっていました。計算ドリルです。「547ー29=518」と「542ー26=516」を筆算で計算をした後、「答えが2ちがう」と、「518ー516」をパッと計算して言いました。そして、さらに答えの一の位の「8」と「6」に着目し、「分け分けしたら、7と7や」と言うのです!さらにさらに、「15は分け分けでけへん」「14は分け分けできる」と言うので、割り算はまだ習ってないけど、「÷2」や偶数奇数につなが..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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プリントがやれない時、どうする?           通信第10号(通算130号)

5才で入会のきっかけは?

5才で入会し、中3まで「スペースわん」で学んだS君は、

この春から音楽大学に通っています。

5才から始めたきっかけは、

まずお母さんがプリントをやり始められたことでした。

「2000年の1月1日からやります」

と宣言してプリントを始めたS君のお母さん。

初めて見学・体験に来られた日に、

小1- 24という横式の足し算のまとめのプリントがクリアしたので、

小2の横式の引き算から始められました。

ご自身の希望で、1日2枚のペースです。

通信教育の形だったので、

記録表に「感想・質問」を書く欄があるのですが、

1月の記録表には、

「毎日2枚するという事が大変でもあり、

 振り返るととてもうれしい気持ちです。

 時間にするとほんの少しなのですが、

 5才の子どもが邪魔をしたりするのが困りものです」

と書かれていました。

この「5才の子ども」がS君です。

ストップウォッチで時間を計りながらプリントをやっているお母さんに

「僕もやりたい」と何度も訴えるS君。

でも、お母さんは、

「子どもにさせようと思ってやっているのではない」と、

すぐにOKは出さず、

お母さんが始めて数ヶ月経ってから、S君もプリントを始めました。

「親に勉強しろと言われて」ではなく、

親御さんの学ぶ姿を見て「やってみたい」と思って始めたというのが、

S君にとって最善のタイミングだったに違いありません。

それから約10年「スペースわん」のプリントで学んだS君に、

3年ぶりにお会いしました。 

やりたくなくなっても 続けられたのは?

「やりたい」と言ってやり始めたS君ですが、

途中、何度も何度も、

プリントをやりたくなかった時期があったそうです。

1枚全部ではなく半分ずつやったり、

その半分をやるのに「やりたくない」と1時間ねばったり・・・。

そんな時、私は、

「何問ならやれる?」とか「何分ならやれる?」というふうに、

1問でもいいからやることを提案するので、

1枚のプリントを1行ずつや数問ずつに分けてやっていた時期もありました。

できない日もあり、

1日に2〜3問だけ (かかる時間は1〜2分)やる日が続いたりしながらも、

その事実をそのまま記録表に書いてやり続けてきました。

1回調子に乗ったら1週間記録表を埋めたいと思い、

熱が冷めたらやらないということもあったけれど、

それでも「スペースわん」を辞めずに続けたのは、

ご両親が、たとえ1日に1問しかしなかったとしても、

とがめることなく、

自分のペースでやれる環境を作ってくれたことが

大きな要因かもしれないと言います。

そして、

「やれない時があることを親が許してくれたことはよかった」とも。

やれない時、やりたくない時、

それでも見守ったり寄り添ったりする大人の存在は大事だと

再確認させてもらいました。

そんなS君が中学の時、数学の先生が、

「数学が解けるようになるには、

 簡単なことでいい、

 1問ずつでもいいから、

 毎日やること」

と言ったそうです。

それを聞いたS君、

「数学の先生がいいと思っていることを、

 自分はすでに10年近くやってきたんだ!」

と思ったとのこと。 

やれない日があってもやり続けてきたことが、

自信となったのではないでしょうか。

「やれないことでへこむこともあるけれども、

 それでも全くやらないよりは

 『やると決めたことを、今自分はやれていない』

 と自覚している方がいいという思いがあったように思う。

 あの頃はそこまで意識はしていなかったけれど」

と、当時を振り返って言ってくれました。

「やる必要がない世界にいたら何も知らないまま。

 『できる・できない』ではなく、知らないのがイヤ」

と言うS君。

「できないこと」をマイナスととらえてしまうと、

なかなかそういう考え方にはなれません。

また、まず算数から始めるのですが、

本人がやりたいと思えば、

国語や英語を追加してやることができます(月謝変わらず)。

S君は、

小1の時に英語(ABCを書くところから)と国語をやりたいと言ってやり始めています。

これも、自分で選んでやり始められたことがよかったようで、

S君は、「知りたい時に知ろうとして知ることができたら一番いい」と言います。

「やらされてやるのはイヤ」

「やらされると指示待ち人間になってしまう」

と言うS君(誰しもそうですよね)。

彼の中に「やらされている」という意識がなかったのも、

続けられた秘訣かもしれません。 

音楽の道にも活かす!

小・中・高と私立の学校に通ったS君は、

高校に進むにあたって、

中3の内部進学テストの点数と、

「知識の幅を広げたい」という自分の思いとで、

国公立コースに進みました。 

勉強でさほど苦労したことはなく、

特に数学は、

「やったら解ける」という確信のようなものがあったようです。

「ベースがあったから、おびえることなく問題に向かえた」と言うS君。

これはつまり、

以前通信に書いた「勉強体力がある」ということだと思います。

中学・高校と吹奏楽部でサックスを吹いていたS君が

サックスで音大に進もうと思ったのは、

高3になってから。

でも、そう決める前から毎日サックスを吹き、

高2ごろからそれを手帳につけていたそうです。

最初は、1年が一目で見えるページに、

吹いた日は○、吹いていない日は×をつけ、

×をなるべく減らしたいと思ったとのこと。

次に、週ごと見開きのページに、

「1日何時間吹いたか」を記入するようになったら、

自分にとってのちょうどよいペース配分がわかったそうです。

だいたい、1日2〜3時間、多い時は5〜6時間吹いていて、

2〜3時間だと毎日でもOKだけれども、

5〜6時間吹いた次の日は2時間が限界だ、というふうに。

「365日吹こう」と決め、2つ×が続くと「マズい」と思ったそうで、

結果的に、 高2高3ではそれぞれ×が10個ぐらい、

つまり、365日中355日ぐらいサックスを吹いたS君。

「毎日吹く」と決めて「習慣」にしたことで、

時間がなくても吹くことができ、

それが苦にならなかったと言います。

好きなこととはいえ、地道な練習はしんどいことが多いですが、

やり続けることで得た自信と、やり続けるための工夫で、

少し楽に乗り越えられたのかもしれません。